労働力不足

測量業の登録業者数は、11,313業者(令和5年度)とピーク時に比べ23%減少しています。
測量業の登録業者数は、11,313業者(令和5年度)とピーク時に比べ23%減少しています。
測量士のボリュームゾーンは50代が最も多く、次世代の担い手が少なく、人手不足が深刻…
従来の測量手法は、技術力が必要かつ、危険な箇所の測量、基材の持ち運びも大変…デジタル化したい。
3Dレーザースキャナーによる 点群測量で速く・正確に 測量します。
高精度な土量算出やさまざまな3次元解析が可能!
従来の測量方法に比べて、短い時間で高精度な測量が可能!
橋などの高所も立ち入らずに安全な計測が可能です。
測量する計測対象にレーザーを放射状に照射することで、表面形状の3次元座標を取得することができるので、非接触で地形や構造物の3Dデータを取得可能です。
内臓デジタルカメラにより、毎秒数万点以上の速度で計測するため、高精度な測量データを得ることができ、撮影された写真の色、レーザーの反射強度に応じて点群データを着色することができるので、視覚的に説得力があるプレゼンテーションが可能です。
1か所からでは計測ができない広範囲なエリアでも、複数のスキャンデータを組み合わせて座標付けをすることができます。交通量が多い箇所や、広範囲な測量でも、安全に高精度な測量データを取得することができます。
従来の測定方法 | 3Dレーザースキャナ |
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図面作成や座標データの提供が主であり、 3Dデータの作成は追加作業が必要。 | 3次元点群データを活用することで、 3Dモデルの作成やBIM/CIMとの連携など、様々な用途で使用できる。 |
測量者が機器を操作し、ポイントごとにデータを 取得するため、コストがかかる。 | ポイントごとの作業時間が短縮され、 コストを削減することが出来る。 |
ポイントごとの座標は分かるが、 その周辺の正確な座標は分からない。 | 計測範囲内であればどこでも座標が分かり、 自由に寸法などを計測可能。 |
雨や濃霧時でも、測量士の技量によっては 対応することができる。 | レーザー光を利用して測量を行うため、 雨天や濃霧の環境下では 測定精度が著しく低下してしまう。 |
3Dレーザースキャナーの技術は建築・土木・防災分野の広範囲の地形測量や構造物の調査に今後も広く活用されるものです。 トンネル等の暗所、高速道路や橋梁の設計・施工をおこなう際に、既存の地形や構造物を安全性を確保しながら、高精度でスキャンすることができ、詳細な3Dモデルを作成しカラーで表現をすることができることから、解りやすくデータ化することに長けています。 取得されたデータを専用ソフトウェアに取り込んで、精密な3Dモデルや断面図、等高線図などを作成することができます。
会社近くの公園を点群データ撮影してみました。
遊具のような複雑な物体も綺麗に取れます。
木の先端ひとつひとつまで細かく取れます。
出来形管理やメンテナンスに、高所作業車を使った作業や巻き尺による検測なども不要となるため作業時間の大幅な短縮が可能!
首都高速道路の出来形管理において、3Dレーザースキャナの活用で、従来の測量に比べて費用と時間が73%削減! という事例もあります。
土砂崩れ、災害場所についても、接近せずに非接触で計測できるので、災害対策や復興時に測量士のリスクを 低減することができます。
ボタンを押すだけで1度に大量の点群データを取得し、ソフトウェアで加工や、一部データを取り出して確認することができるため、効率が良くDX化を進めたい職場に最適です。
当社では、3Dレーザースキャナを用いた測量業務をおこなっています。設計部門・施工管理部門・CIM部門を有しており、国や地方自治体が発注する公共工事において、発注者様に代わって測量から設計・施工管理業務、積算技術業務等をワンストップで行っています。 発注者様と施工会社様、双方との緊密なコミュニケーションをとりながら、計画や設計、施工管理、許認可申請の補助等あらゆる業務を遂行。コンプライアンスへの意識を常に持ち、国土インフラ整備の担い手として、プロジェクトの成功へ向けて全力でサポートしています。当社ではBIM/CIMの活用に積極的に取り組み、ICTを大きな力として、建設土木業界のさらなる発展に向けて、寄与していく所存です。